1. 日本新聞協会トップページ
  2. すべてのヘッドライン
  3. 道路寸断で配達不能に 台風10号で北海道・岩手

道路寸断で配達不能に 台風10号で北海道・岩手

支局、販売所で浸水も

 8月30日に東北地方を横断した台風10号は、北海道や岩手県に大きな被害をもたらした。道路の寸断で輸送・配達ができない地域があったほか、岩手日報の支局、販売所が床上浸水の被害に遭った。

 特に被害が大きかった岩手県では、久慈市に向かう道路が通行止めとなり、共同輸送便による31日付朝刊の配送ができなかった。

 岩手日報の久慈支局は床上約1メートルが浸水し、据え置きのパソコンなどが使えなくなった。久慈市役所を臨時拠点にして取材を続けている。岩手日報は31日付以降、通常1版の発行体制を2版に変更し、沿岸部への発送時間を早めている。

 久慈市の販売所も床上浸水の被害を受けたものの、9月1日から配達を再開した。盛岡市と宮古市を結ぶ国道106号線も寸断され、3日まで両市間にある合売10店に共同輸送便のトラックが入れなかった。4日からは、宮古市付近で小型車両に積み替えて配送を復旧させた。

 北海道新聞は、道路の寸断で空知郡南富良野町の販売所に8月31日付朝夕刊を届けられず、翌日に1日付朝刊と併せて届けた。上川郡清水町では31日付夕刊を翌日に届けた。

 十勝毎日は31日付夕刊の発送順を入れ替え、被害が大きい地区の便を先発させた。店着に大きな遅れはなかった。

 函館新聞は31日付朝刊の製作工程を30分早めた。委託先の印刷工場が浸水する恐れがあったため、本社のバックアップ用輪転機で刷ることも想定し備えたが、通常の印刷体制で発行した。

 デーリー東北も31日付朝刊の製作工程を30分繰り上げた。青森県六ケ所村、岩手県久慈市で配達に遅れが出た。

前のページ

次のページ

 

ページの先頭へ