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業績好転社が増加 2015年度 収支比率0.4ポイント改善 経理委調べ

 新聞協会経理委員会はこのほど、2015年度「新聞事業の収支構成比率調査」結果をまとめた。収支比率は96.8%で前年度から0.4ポイント改善した。総収入は前年度比(以下同)1.1%減で3年連続減少した。総費用は1.4%減で14年続けて減っている。当期利益は54社平均で1.6%増(14年度12.5%減)だった。業績が好転したのは31社(14年度25社)、悪化したのは26社(同30社)だった。

 【収入動向】総収入の97.5%を占める売上高は1.1%減と2年連続で減少した。内訳は販売収入が1.3%減、広告収入は3.1%減。広告の減率幅が拡大した。販売収入と広告収入の合計を100とした収入構成比率は、販売66.8対広告33.2で、5年ぶりに広告収入の割合が縮小した。

 【費用動向】営業費用の増減を項目別に見ると、経費は0.007%減、人件費が0.5%減。用紙費は2.8%減、資材費が3.6%減で、2年連続で全ての項目で減率となった。営業費用の内訳は経費が49.3%、人件費が31.1%。用紙費が13.7%、資材費が2.2%だった。

 【利益動向】当期利益の増減率を発行形態・規模別平均で見ると、セット紙発行社は約80万部以上クラスが31.9%増、約40万部以上クラスが11.6%減、約20万部以上クラスは16.9%減だった。単独紙発行社は約20万部以上クラスが7.7%増、20万部未満クラスが3.5%減。

 当期利益の変化(対象57社)を見ると、業績が好転したのは31社だった。内訳は増益27社、復益3社、欠損減1社。悪化したのは26社で、減益25社、欠損転落が1社だった。総収入に占める当期利益の割合は3.2%と0.4ポイント拡大した。

 調査は協会会員新聞社の収入、費用の増減と構成比を調査し、新聞事業の収支動向を明らかにするため実施している。61社から回答を得た。ただし平均値に与える影響が大きい値は除外しており、計算に反映させていない。

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