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AI記者が記事執筆 中部経済、創刊70周年で

 中部経済新聞社は11月1日付の紙面に「人工知能(AI)記者」が執筆した記事を掲載した。創刊70周年に合わせ、社の歩みや今後の意気込みを約650字でつづった。ビットエー(東京都港区)、データセクション(同渋谷区)が開発に協力した。

 AIは書かせたい記事の概要を指示すると蓄積した記事データから核となる言葉を選び出し、文章化する。中部経済はデジタル化した2012年以降の記事と縮刷版の特集面や創刊紙面などを読み込ませ「社の歴史」「創刊当時の苦労」「今後の展望」といったテーマで書くよう指示した。AIが作成した数パターンの記事を絞り込む作業を重ね、人の指示をAIに再学習させて精度を上げた。最終的に人の手で修正を加えたものの、語尾の乱れや誤字はあえて残した。最後は「つねに『地元のお役に』をモットーとして地域経済の現状が把握できる経済情報を集めて、未来像を指し示す努カを続けていく」との決意表明で結ばれている。

 竹尾文博東京支社長は「AIが書いた記事が掲載されるのは国内初ではないか。80周年の節目で、技術の進歩があれば再挑戦したい」と話した。

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