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報道の自由法250年 「政府を評価する意義」 スウェーデン駐日大使が解説

 スウェーデンで世界最初の「報道の自由法」が制定されてから250年。同国のローバック駐日大使は12月7日、法の精神や特徴について日本記者クラブで講演した。

 報道の自由法は1766年12月2日に憲法の一部として成立し「不可侵の権利」として定着した。「表現の自由が何度も危機にさらされながらも、法律が今日まで生きているのは特筆に値する」と述べた。

 特徴は「コンテンツに責任を持つのは発行者1人」「情報源調査の禁止」「公文書へのアクセス保障」などを定めていること。ローバック大使は「18世紀の時点で『政府の知恵を知り、評価するより良い機会を全ての市民に与える』と記した意義は大きい」と語った。

 北欧各国の大使が女性の社会進出(デンマーク)、教育(フィンランド)、エネルギー問題(アイスランド)などをテーマに自国を紹介した。各大使は最後に色紙に記したメッセージを読み上げた。外交官になる前の数年間、雑誌記者をしていたローバック大使は「表現の自由はますます偉大な思想だ」と書いた。ノルウェーのリーメスタ大使は「真実と自由の精神は社会の柱である」という劇作家イプセンの言葉で締めくくった。

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