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大みそかに新刊170点 出版42社 年始の需要掘り起こし

 出版42社が12月31日、雑誌や書籍の新刊計170タイトルを一斉発売した。普段雑誌を読まない人に手に取ってもらおうと、雑誌協会が出版取次協会に呼び掛け実現した。取次会社や輸送業者は年末年始休業するのが慣例で、正月向け商品の一斉発売は初めて。

 新刊は全国のコンビニエンスストアや書店で発売した。週刊現代(講談社)や女性セブン(小学館)の増刊号、沢木耕太郎の新刊「春に散る」(朝日新聞出版)など雑誌約130点、書籍約40点をそろえた。部数は合計で870万部に上る。出版物は通常、1日に850万部が輸送されている。発行部数が少ないと輸送費の採算が取れないため、雑誌協会の要請に応じ出版各社が特別版などを準備した。

 文芸春秋など出版大手3社が2015、16年の元日に週刊誌の特別版をコンビニで売り出し、年始の需要開拓に成功したことから業界全体のキャンペーンに発展させた。雑誌協会の高橋憲治事務局長は「速報値では年末年始の売り上げが前年を上回った。特に週刊誌の増刊号が好調だった。成果を分析し、今後も年末に読者に新刊を届けられるか見極めたい」と語った。

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