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若者に「有用性」訴求を ADK藤本氏が講演 ABC協会主催

 ABC協会主催の講演会が1月24日、プレスセンターホールで開かれ、アサツーディ・ケイの藤本耕平氏が「若者にとって新聞の価値とは」をテーマに話した。新聞を読むと話題や興味が広がることを訴え、若者に有用性を感じてもらうことが無購読者対策の鍵になると指摘した。

 大学生とともに若者の特性を研究する「若者スタジオ(ワカスタ)」の責任者を務める藤本氏は、若者が「まとめサイト」やツイッターを駆使して効率的に情報を摂取していると説明。若者の需要を満たす情報の要件として「有用だと感じられる」「質が担保されている」「簡単に手に入る」の三つを挙げた。

 新聞記事の情報の質の高さは申し分ないものの、手軽さがなく、有用性を感じさせることができていないと指摘した。新聞を読むと思いがけない発見があり、年齢が離れた人との共通の話題もできるとし「人間関係や関心の幅が広がる新聞の有用性を伝えていくことが重要だ」と語った。

 若者は情報の発信者を重視する傾向があるとし、「記者を『見える化』することが有効だ。そのことが若いファンを増やすことにつながる」と述べた。記者が取材時の思いをつづったり、過去に執筆した記事を合わせて紹介したりすることが効果的だとした。

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