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記事の集約が成功の鍵 共同デジタルが収益源開拓で講演 JAGATセミナー

 日本印刷技術協会(JAGAT)主催のセミナーが2月8日、東京都豊島区のサンシャインシティコンベンションセンターでデジタルサービスの収益化をテーマに開かれた。共同通信デジタルの伊地知晋一代表取締役専務が、質の高い記事を集約し企業のニーズに合わせて提供することが成功の鍵だと説いた。

 伊地知氏は1日約千本の共同の記事を企業・官公庁向けに配信するサービス「Clue」を紹介。アカウント1件当たり10万円と高額ながら、広報担当者のニーズは高く、同社の一番の収益源となっているという。企業向けに海外の事件や災害情報を配信するサービスや、自治体向けの「行政ジャーナル」なども挙げ「質の高い大量の記事を、パッケージ化して販売することで収益を生んでいる」と話した。

 同社はデジタルサイネージへの記事配信にも力を入れる。街頭や電車内など配信先は約4万。「技術革新が進み機器が安価になった。昨年頃から急速にサイネージの数が増えている。一度契約が決まれば打ち切られることは少なく、今後、配信先はさらに増えそうだ」と話す。

 セミナーには記事のまとめサービス「アンテナ」を運営するグライダーアソシエイツの荒川徹氏も登壇した。アンテナには自動車や化粧品大手、高級ブランドを含む1500超の企業から広告出稿がある。荒川氏は「インターネットには質の低い記事も出回り、広報戦略に合った出稿先が少ないとの声がある。広告主のニーズも意識しつつ記事を編成している」と述べた。

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