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春の新聞週間 多彩な楽しみ方を提案 都内PRイベントに7千人

 新聞協会は春の新聞週間中の4月7~9日、東京都世田谷区の二子玉川ライズでPRイベント「NEWSPAPER MARCHE 新聞との新しい出会い、ここにあります、展」を開いた。大学生や若手社会人、家族連れが新聞に触れるきっかけを作ることが狙い。3日間で約7千人が来場した。AKB48チーム8のメンバーが登場したトークショーでは読売中高生新聞の村井正美編集長が「新聞はどこから読んでも楽しめる」とアピールした。

 AKB48チーム8の岡部麟さん、小田えりなさんを招いたトークショーは8日に開かれた。村井氏が「新聞はどの面から読むか」と尋ねると、岡部さんはテレビ面、小田さんは1面と答えた。村井編集長は「どちらも正解。読者の幅広い関心に応えるため、どこから読んでも楽しめるように作っている」と話した。

 同日付朝刊で気になった記事に、小田さんは米軍のシリア攻撃を伝えるニュースを挙げた。「難しそうな記事。でも、1面に大きく載っていて気になった」。村井氏は「1面は作り手が一番知らせたいことを載せている。一見難しそうな記事も、中面まで読み進めると理解できるように作っている。ぜひ読んでみてほしい」とアドバイスした。

 写真入りのオリジナル新聞をプレゼントする企画や新聞切り抜き体験コーナー、新聞に関するクイズラリーも人気を集めた。息子の悠汰さん(9)とともにラリーに参加していた河合留実子さん(37)は「語彙(ごい)を増やすために良いと学習塾で子供新聞を薦められた。ここでたくさんの子供新聞が読めると聞いたので」と来場のきっかけを語った。

 切り抜き体験コーナーでは、参加者が「乗り物」「食べ物」などと記されたサイコロを振り、出たテーマの新聞記事を探して切り取った。知人の紹介で来場したという嵩西めぐみさん(28)は「乗り物」のテーマで記事を探しながら「普段はあまり読まない記事にも興味が湧いた」と話した。

 会員96紙の1面を展示する「新聞の散歩道」では、来場者が出身地の新聞の前で足を止めて熱心に読んでいた。会場では試読紙も配布した。

しんぶんのうた 子供も舞台に 佐藤梓さん

 3日間にわたり新聞の魅力を伝えたニュースペーパーマルシェでは、岐阜県出身のシンガーソングライター・佐藤梓さんが「しんぶんのうた」で会場を盛り上げた。ステージでは「しんぶんのうた」のほか「幸せなら手をたたこう」の替え歌「幸せなら新聞読もう」なども披露。来場した子供たちもその場で振り付けを覚え、ステージ上で佐藤さんと一緒に踊った。

 東海地区で「しんぶんのうたのおねえさん」として幼稚園児らにおなじみの佐藤さん。地元ではコンサートに大勢の子どもが訪れる。「保護者から『歌を聞くと、新聞を読もうという気持ちになる』との話をよく聞きます」と笑顔で話した。

各地で魅力を訴求

 6日から始まった春の新聞週間に合わせ、各地の新聞公正取引協議会(地区協、支部協)が若者らに新聞の魅力を訴えている。主権者教育に新聞を活用してもらおうと、高校に試読紙を届けたり、新聞の学習効果をアピールしたりする取り組みがみられた。

 新潟県支部協は11日から4日間、県内の希望する高校に新潟日報と全国紙5紙を各3部届ける。同支部協では初の試み。10日現在、13校から申し込みがあった。新潟の長谷川雅哉販売部主任は「2016年の参院選に合わせ新潟市内の高校に新聞を提供したところ、読み比べできると好評だった。このため県内全域に拡大した。今後も時宜にかなうPRを検討したい」と話した。

 中国地区協は「新聞の情報が暮らしを豊かにする」とのメーンコピーでPRチラシを5万部作製した。JR岡山駅前や広島市中区八丁堀で配るほか、試読紙に折り込み無購読世帯に届ける。山陽の河原聡販売局次長は「初めて共通のPRツールを作った。地区協の取り組みだけでなく、仕事や学習に役立つ新聞のポジティブな面を打ち出した」と述べた。

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