1. 日本新聞協会トップページ
  2. すべてのヘッドライン
  3. ネット発信の戦略重要 法政大・藤代氏、偽ニュース対策で提言 朝日労組講演会

ネット発信の戦略重要 法政大・藤代氏、偽ニュース対策で提言 朝日労組講演会

 ジャーナリストで法政大准教授の藤代裕之氏が4月14日、偽ニュースと新聞報道をテーマに朝日東京の読者ホール(東京都中央区)で講演した。玉石混交の情報を並列に流すまとめサイトなどの責任は重いとしつつ、プラットフォーム側に記事を安価で提供する新聞社にも問題があると指摘した。「情報汚染」が進んだと言われるインターネット空間で、読者に責任を持って情報を届けるための戦略が必要だと述べた。講演会は朝日新聞労組の東京支部が主催した。

 DeNAの「WELQ(ウェルク)」はじめ、真偽の怪しい情報や著作権侵害の疑いがある記事を掲載していたまとめサイトが昨年末に相次いで休止した。藤代氏は「偽ニュース問題の責任は、玉石混交の情報を全て横並びで流してきたプラットフォーム運営者にある」と指摘した。

 ただし格安で記事を提供してきた新聞社もプラットフォームの影響力拡大に一役買ってきたとし「記事をどう届けるかを見直す必要がある」と提起した。「新聞社は報道によるリスクや影響を考え、批判にも耐えられるよう事実を積み重ねている。そうした情報を責任を持って届けていかなければならない」と述べた。

ページの先頭へ