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夏前に偽ニュース協議会設立へ ネット媒体の信頼向上で講演 マス倫月例会

 マスコミ倫理懇談会全国協議会の月例会は4月25日、新聞協会会議室で開かれた。スマートニュース社の藤村厚夫執行役員が「偽ニュースにどう取り組むか」と題し講演した。設立に関わる偽ニュース対策の協議会を「夏前に立ち上げたい」と述べた。ファクトチェック団体のネットワークも作りたいと語った。

 藤村氏は偽ニュースがSNSで拡散される状況について「事実の多様性、重要性が理解されなくては、民主主義が成立しない」と危機感を示した。米国では法令や良識に照らし問題のあるサイトから広告を引き揚げる動きもあるという。「情報の質や価値が問われる時代が来た」と述べた。

 その上で、自らが携わる二つの偽ニュース対策を紹介した。一つは、媒体社による協議会の設立。ネットニュースがメディアとして信頼を得るための規範を作り、勉強会を通じ倫理意識を高める。夏前の立ち上げを目指すとした。

 二つ目に、ファクトチェック団体のネットワーク構築を挙げた。米ジャーナリズム教育・研究機関ポインター研究所を拠点とする国際ファクトチェッキング・ネットワーク(IFCN)をモデルとする。IFCNはフェイスブックによる真偽の疑わしい記事に警告マークを表示する対策にも協力する。「日本でも近年、ファクトチェック団体が増えている。環境作りを促進したい」と語った。

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