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ワンセグも受信契約義務 水戸地裁 NHKの主張認める

 ワンセグ放送を受信できる携帯電話の所有者はNHKと受信契約を結ぶ義務があるかどうかを争った訴訟の判決で、水戸地裁は5月25日、契約義務があるとの判断を示した。支払った受信料の返還を求めた男性の請求を退けた。河田泰常裁判長は、放送法が契約義務があるとする「受信設備を設置した者」について「放送を受信できる状態に置いた者を指し、『携帯』している者も含む」と述べた。

 男性は受信契約を結んだ後、携帯電話を手放しNHKとの契約を解除した。「携帯」は受信設備の設置に当たらないとして、受信料返還を求め提訴した。

 河田裁判長は、放送法は携帯端末向けの放送を定義した2条14項で受信設備の「設置」と「携帯」を使い分けているものの、受信契約義務について定めた64条1項とは趣旨も位置付けも異なると指摘した。放送を受信できる状態に置く者を契約対象とすることが、公平負担を求める受信料規定の趣旨にかなうと述べた。

 ワンセグ機能付き携帯電話所有者の受信契約義務では、さいたま地裁が2016年8月、契約義務はないとの判断を示していた。

 男性は27日、控訴した。

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