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【高大接続改革で意見書】 記述対策に新聞活用を 思考力・表現力を育成 NIE委

 新聞協会NIE委員会は6月6日、文部科学省の「高大接続改革」案に関する意見書を提出した。2020年度からの「大学入学共通テスト(仮称)」で問われる思考力や表現力の育成には新聞閲読が欠かせないと訴えた。児童・生徒に新聞に親しませ、新聞を学習材として教育に活用するよう求めた。

 文科省の意見募集に応じた。同省は現在の大学入試センター試験に代えて実施する共通テストで国語、数学の2教科3科目に記述式の問題を導入する案を示している。知識や技能に加え、思考力、判断力、表現力を評価することが狙い。

 意見書は、記述問題を取り入れ「複数の情報をもとに考えをまとめる力」や「根拠に基づいて論述する力」を測る方向性について「新学習指導要領の考え方に沿っている」と評価した。これらの力を育むには新聞を含む読書活動の充実や、学習資料としての新聞の活用が欠かせないと指摘。新聞を学校教育に取り入れることが必要だと主張した。

 新聞の教育効果として「児童生徒の社会参画意識を向上させる」ことを挙げ、学校に複数の新聞を配備し、読み比べできる環境を整えることも重要だとした。文科省は意見募集を経て6月中に共通テストの実施方針を固める。

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