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情報見極めの意識高まる 博報堂DYMPの東京地区メディア調査

 博報堂DYメディアパートナーズは6月20日、生活者のメディア接触状況を分析する「メディア定点調査2017」の結果を発表した。東京地区における1日当たりのメディア総接触時間は、378.0分(前年比15.8分減)だった。総接触時間の減少は2年ぶり。「情報量が多すぎる」との回答が増え、ニュースを複数の情報源で確かめるなど慎重に見極める意識が高まっていることも分かった。

 マス4媒体とパソコン、タブレット端末、携帯電話・スマートフォンへの接触時間を調べた。タブレット(同0.1分増)を除く6媒体全ての接触時間が減った。新聞は19.8分(同0.6分減)だった。

 博報堂メディア環境研究所の吉川昌孝所長は「マスメディアの接触時間が減り、デジタルメディアが伸びる傾向が落ち着いた」とみる。総接触時間が減ったのは、各媒体への接触時間が1日1時間に満たない「ライト接触層」が増えたためと分析した。特にパソコンは1時間未満の接触者が52.5%(同7.4ポイント増)に上った。携帯・スマホは43.6%(同1.0ポイント増)だった。

 メディアや情報に関する意識も尋ねた。「情報量が多すぎる」と回答した人は52.0%(同9.9ポイント増)だった。

 生活者が信頼できる情報を慎重に選ぶ傾向も回答に表れた。「インターネットの情報をうのみにできない」と答えた人は79.0%(同7.3ポイント増)、「ニュースは複数の情報源で確かめる」とした人は64.4%(同5.3ポイント増)だった。

 調査は16年1月26日~2月10日、東京、愛知、大阪、高知の各都府県で実施。15~69歳の男女計2496人から回答を得た。博報堂DYMPは東京地区の集計結果のみ先行して公表した。

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