国税庁長官 就任会見拒む

 国税庁は8月8日、佐川宣寿長官の就任会見を開かないと発表した。国税庁記者クラブ(新聞・通信・放送14社)が会見に応じるよう繰り返し要請していたが拒否した。広報広聴室は「諸般の事情」によると説明している。

 国税庁によると新長官の就任会見は通例、就任1か月前後で開かれる。佐川氏は7月5日に着任。クラブは幹事社を通じ、速やかに会見を開くよう繰り返し口頭で求めていた。国税庁は8月8日夕、会見を開かないことをクラブに伝えるとともに「これまでの経験を生かし、国税当局に課された課題に取り組んでいく」などとする就任コメントを発表した。

 佐川氏は就任前、財務省理財局長として学校法人森友学園(大阪市)への国有地売却問題に関する国会答弁に立ち、交渉記録を廃棄したなどと繰り返して、野党から批判を受けていた。

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