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2013年に記者が過労死 働き方改革に合わせ公表 NHK

 NHKは10月4日、首都圏放送センター記者だった佐戸未和さん(当時31歳)が2013年に死亡し、翌年5月に渋谷労働基準監督署から長時間労働による過労死と認定されていたと発表した。認定の3年後に公表した理由について、山内昌彦編成局計画管理部部長は5日の記者会見で「当初は遺族が公表を望んでいなかったが、今年夏ごろに局内での周知不足を指摘された。働き方改革を進めるのに合わせ、公表することにした」と述べた。

 佐戸さんは05年入局。鹿児島放送局を経て、首都圏放送センターに配属された。13年7月、うっ血性心不全で東京都内の自宅で亡くなった。渋谷労基署の算出では、亡くなる前の1か月間で時間外労働時間が159時間に達していたという。当時は東京都庁の担当で、都議選や参院選などを取材していた。

 山内氏によると、今月22日投開票の衆院選の準備では、これまで休日や夜間に実施していた当確速報の模擬訓練を平日の昼間に移すなど見直しを進めているという。「番組の質を保ちつつ働き方を変える工夫をしている」と述べた。

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