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《いっしょに読もう! 新聞コンクール》 表彰式 受賞者と記者が対談

 新聞協会の第8回「いっしょに読もう!新聞コンクール」の表彰式が12月9日、ニュースパーク(新聞博物館)で開かれた。小中高3部門の最優秀賞受賞者と「HAPPY NEWS賞」受賞者が記事を執筆した記者と対談した。

 埼玉県立川越女子高(川越市)2年の芦川琴乃さんは、日中戦争の遺児による靖国神社参拝が報道を通じ戦意高揚に使われたことを振り返る記事を読んだ。受賞作で「今も拡大解釈や過剰な表現はある」と記した。朝日東京の木村司記者は「偽ニュース問題にもつながる鋭い視点だ」と共感した。

 芦川さんは「遺児を『かわいそうな人』と捉えて本当に良いのか」と問い掛けた。木村記者は「本人に約3時間話を聞いた。『誉れの子』としての誇りと同じくらい、親を失ったつらさを持っていた」と振り返った。記事では「決して一色ではない心境をそのまま伝えた」と話した。

 跡見学園中(東京都文京区)2年の中山桜さんは、ダウン症の人の9割超が「毎日幸せに思う」と答えた調査結果を記事で読み応募した。対談では「障害を持つ人はかわいそうと思っていたが、自分も幸せな気持ちになった」と述べた。調査結果と当事者の声を併せて記事化した朝日東京の岡崎明子記者は「ダウン症の人の思いを説得力ある形で伝えたかった」と話した。

 記事に登場する加藤錦さんも出席。「幸せを感じるのはどんな時か」との中山さんの質問に「家族でご飯を食べている時」と答えた。

 埼玉県熊谷市立熊谷西小1年の新井美結さんは、闘病者のかつら用に髪を提供する活動を記事で知り、自らの髪を50センチ切って寄付した。普段はあまり新聞を読まないという新井さんに、読売東京の大沢奈穂記者は「小学生新聞は内容をかみ砕いて説明している。まずは読むことに慣れてほしい」と話した。

 HAPPY NEWS賞を受賞した和歌山大教育学部付属小(和歌山市)2年の岩田凜咲さんは「記者の仕事は大変ですか」と質問。毎日・和歌山支局の最上和喜記者は「話をしてくれない人にも取材するのは大変だ。多くの人に会え、いろんな場所に行けるのは楽しい」と答えた。

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