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西宮市長、記者に「殺すぞ」 読売大阪の抗議受け謝罪

 読売新聞大阪本社は1月4日、兵庫県西宮市の今村岳司市長が記者に「殺すぞ」などと発言し取材を拒否したことに対し、「取材・報道の自由を踏みにじる行為」だとして文書で抗議した。今村市長は翌日、記者会見で「暴言だと思っている」と説明。併せて「不適切だった」とする謝罪文を読売に出した。

 今村市長は4日の仕事始め式で、次期市長選に立候補しない意向を表明した。終了後、確認のため声を掛けた読売の記者に対し「殺すぞ」などと発言し、質問に答えなかったという。

 読売側はこれに抗議し、文書での謝罪を求めた。大阪本社広報宣伝部は「極めて不穏当かつ威圧的な言動で取材を拒む行為は取材・報道の自由を踏みにじり、読売新聞と本紙記者の名誉をおとしめるもので、報道機関として到底看過できない」とのコメントを出した。今村市長名の謝罪文は、市幹部が読売側に渡した。

 西宮市議会の田中正剛議長は12日、市長の発言について「市の名誉と品位を著しく傷付けたことは誠に遺憾だ」との声明を出した。脅迫罪に問われかねないと指摘した。

 今村市長は会見で暴言の理由について、記者が昨年末に取材で市長宅を訪れたことを挙げ、「不法侵入した」などと説明した。読売大阪はこの発言の訂正を文書で求めた。

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