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石川で放送中断15時間 落雷影響か 鹿児島でも停波

 1月8日から11日にかけて、民放局の放送が中断する事故が相次いだ。このうち石川県では石川テレビと北陸放送が15時間以上にわたり停波した。両局が共有する送信鉄塔への落雷が原因とみられている。総務省放送技術課によると、「親局」と呼ばれる大規模送信所の事故では放送局に報告義務が課された2011年以降で中断時間が最も長い。

 石川テレビは10日午後6時39分、金沢市や加賀市を含む石川県南部の広い範囲で停波した。北陸放送も午後7時前から放送が途切れた。約38万世帯が視聴できなくなった。

 停波後、石川テレビの社員が鉄塔に登り、ケーブルの被膜から火花が出ているのを確認した。鉄塔に雷が直撃した可能性があるという。

 鉄塔に別のアンテナを設置し、11日未明までに近隣の一部地域で放送が復旧した。また両局は11日午前0時頃、金沢ケーブルテレビネットに送信を依頼。契約者が番組を視聴できるようにした。

 両局は午前10時20分過ぎに新しい仮アンテナで放送を再開。石川テレビは約46万の受信世帯の9割で復旧した。北陸放送も復旧が進んだとしている。

◇鹿児島は2時間40分

 鹿児島県の薩摩川内市や阿久根市など北薩地方一帯では10日午後、民放4局が2時間40分にわたり停波した。4局は、共用する阿久根デジタルテレビ中継局付近への落雷で中継設備と非常用電源に電気が供給されなかったことが原因とみている。

 中断したのは午後0時27分。鹿児島放送によると電力の制御系統のヒューズが破損し過電流状態になり、電力供給が止まっていたという。4局の放送は午後3時7分に復旧した。

◇東海テレビも

 東海テレビは8日朝、5分40秒にわたり放送が中断した。三重県南西部の一部を除く9割の放送地域に及んだ。送信機器が故障したとみて原因を調べている。

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