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「不定期に読む」2割を捕捉 新聞情報への接触89% オーディエンス調査 広告委

 新聞協会広告委員会は2月21日、初めて実施した「新聞オーディエンス調査」の結果を発表した。インターネットからの接触を含め、何らかの形で新聞発の情報を得ている人(新聞オーディエンス)は89.1%に上る。不定期に接触する20.9%を含む。この層は災害や大きな事件・事故の際に見る人が多い。広告委はこの層を「拡張オーディエンス」と名付けた。毎日接触する人と比べ平均年齢が19歳若く、スマートフォンやファッション・雑貨、化粧品などへの関心が高い。  

 新聞を「毎日見る」と答えた人は50.6%だった。「週1回以上」は13.7%、「月1回以上」が3.9%。「月1回未満」と答えた人は5.9%だった。

 いずれも紙に限らず、電子版やSNS上で記事を見た場合なども含む。「全く見ない」と答えた人は25.0%。自宅で新聞を定期購読している人は60.9%だった。

 災害時、五輪期間中、求職時、帰省時など具体的な状況を挙げ、こうした機会に新聞を見ることがあるか尋ねたところ「全く見ない」と答えた層の6割が何らかの形で触れていることが分かった。これに「月1回未満」の層を加えた全体の20.9%を拡張オーディエンスとした。

 拡張オーディエンスが新聞に接触する機会として挙げた(複数回答)のは、災害時(48.2%)、大きな事件・事故発生時(46.2%)、サッカーワールドカップなどスポーツの世界大会開催時(15.1%)、五輪・パラリンピック開催時(12.4%)などが多かった。地元の情報(10.8%)や人事異動情報(8.0%)が知りたい時に見る人もいた。

 拡張オーディエンスの平均年齢は38.4歳。毎日接触する層(57.4歳)より19歳若い。新聞オーディエンス全体の平均は49.9歳だった。

 関心のある商品・サービス(複数回答)を尋ねると、拡張オーディエンスは携帯電話・スマートフォン(35.9%)、ファッション・雑貨(32.3%)、化粧品・ヘアケア用品(30.7%)を挙げた人が多かった。毎日接触する層は食品(53.5%)、旅行(37.1%)、健康食品(30.0%)への関心が高い。

 調査は2017年11月2日から14日にかけ、訪問留め置き法で実施した。全国の15~79歳の男女1200人が回答した。従来の「全国メディア接触・評価調査」に代え、毎年1回実施する。

新聞広告は「知るきっかけ」

 調査では新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットなど各メディアの広告が購買行動に果たす役割も調べた。新聞広告が商品やサービスを知るきっかけになると答えた人は32.6%。テレビCMの82.2%、新聞折り込み広告の33.1%に次いで高い。SNSの広告は17.0%だった。

 新聞広告が商品に興味を持つきっかけになると答えた人は24.0%。テレビは67.4%、折り込み広告は24.4%だった。SNSの広告は16.7%。商品の認知拡大と訴求についてはテレビと新聞が強みを維持していた。

 各メディアの印象も尋ねた。新聞は「知的だ」(48.7%)、「教養を高めるのに役立つ」(46.4%)、「地域に密着している」(42.7%)、「就職活動の情報源として重要」(36.0%)の4項目で他のメディアより評価が高い。「情報が正確」(43.9%)、「情報の信頼性が高い」(43.3%)などはテレビを下回った。 

新聞オーディエンス調査

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