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「新聞科学研究所」お披露目 子育て世代に媒体価値アピール 新聞協会が春の新聞週間イベント 

 新聞協会は春の新聞週間中の4月6~8日、PRイベント「NEWSPAPER CAMPUS 2018」を東京都世田谷区の二子玉川ライズで開いた。子育て中の家族らに新聞に触れてもらうことが狙い。約1万1千人が訪れた。新キャンペーン「新聞科学研究所」のお披露目では「自分は集中力がある」と認識している子供の割合が、新聞を購読している世帯の方が読まない家庭より高い―との調査結果を発表した。会場内を取材しオリジナル新聞を作る体験コーナーは小学生らでにぎわった。

 「新聞科学研究所」は調査活動を通じ、新聞のさまざまな価値をアピールする。イベント初日の6日、第1弾の調査データとして「新聞購読世帯の子供の60.3%が『自分は集中力がある』と答えた」との結果を発表した。読まない世帯の子供は49.6%だった。データは研究所のウェブサイト(http://np-labo.com/)に載せるほか、新聞広告でもPRする。

 新聞PR部会の林田一祐部会長はステージから「ユーモアを交えながら、調査に基づく正しい数字を出す。新聞を手に取るきっかけにしたい」と狙いを語った。「特別研究員」として登壇したアイドルグループSKE48の須田亜香里さんは「どの記事も人が書いていると考えて読むと、温かみを感じられる。そういったことも含め新聞の良さを広めたい」と語った。

 新聞協会の関口修司NIEコーディネーターは会場内の「NIEミニステージ」から新聞の教育効果について解説した。図やグラフ、文章を組み合わせて情報を読み解く力は、新聞を読むことで身に付くと指摘。その上で「小学校高学年の国語の授業は年間で約131時間。新聞や本を毎日30分読むと、1年で182時間になる。日々の積み重ねが大切だ」と語り掛けた。

 東京都目黒区から来た東真樹子さんは小6、中3の受験生2人の母親。「こつこつ読むのが良い、との指摘にはうなずくところがあった。子供には暗記だけでなく、読解力も身に付けてほしい」と話した。

 8日には中学生レーシングドライバーのJujuさんが登場した。小学校の社会科での新聞作りを振り返り「同じ題材でも人によって書き方が違うところが面白い」と話した。対談した東京中日スポーツの明村馨記者は「何十年続けても新聞作りは面白い。うまく書くコツは、記事の前に見出しを考えること」と応じた。

小学生が会場で取材 藤井六段題材に新聞

 PRイベント「NEWSPAPER CAMPUS 2018」では7、8日の両日、小学生らが会場内の取材とオリジナル新聞作りを体験した。将棋の藤井聡太六段の活躍を紹介するパネルや、会場内に張り出された全国の新聞を見て回り、インスタントカメラで撮影した。新キャンペーン「新聞科学研究所」に合わせ、白衣姿のスタッフがガイド役を務めた。

 参加者は会場内で取材した後、A3判の台紙に感想を書き込んだ。「文章は逆三角形」など新聞に関する豆知識なども展示パネルを参照し記事化した。

 東京都大田区から来た小学3年の川田すずなさんの新聞の見出しは「がんばれふじいさん」。自分が藤井六段と対局しているかのような構図の写真を載せた。「写真を撮るのは難しかったけど、やりがいもあり楽しかった」と振り返った。

 母親の美紀子さんは「習い事などがあり、ゆっくり読む時間を取るのは難しいが、子供が新聞に触れられる環境を作りたい」と述べた。インターネットで二子玉川周辺のイベントを探し訪れたという。

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