1. 日本新聞協会トップページ
  2. すべてのヘッドライン
  3. SNSへの波及効果実証 読売東京などが講演 電通・新聞セミナー

SNSへの波及効果実証 読売東京などが講演 電通・新聞セミナー

 電通は4月13日、新聞社の媒体力を訴える社員向けセミナーを開いた。読売東京の安部順一執行役員広告局長が講演で、人気酒「獺祭(だっさい)」を高額で買わないよう呼び掛けた旭酒造の広告がSNSで拡散した例を紹介。「40歳以下に最も『刺さる』印刷メディアは新聞ではないか」と述べた。

 広告のコピーは「お願いです。高く買わないでください。」。昨年12月10日付の読売朝刊に掲載された。保存状態の悪い商品が高額で転売されていたことから注意喚起した。

 読売の集計で、この広告に関するツイッターの投稿は2日間で約1万3千件。初日は広告を見た人が投稿し、翌日もニュースサイトで取り上げられ拡散した。安部氏は「有名人やキャラクターに頼らなくても、内容が良ければネットで話題を作れる」と強調した。

 新聞社や広告会社が「若者は新聞を読んでいない」との先入観にとらわれ過ぎではないかと提起した。記事や広告についてSNSで発信する40歳以下の読売読者が約30万人いるとのデータを示した。デジタルと、より広い層に届く新聞を駆使して宣伝戦略を組み立ててほしいと呼び掛けた。

 日経の渡辺洋之常務取締役デジタル事業担当、西日本新聞メディアラボの吉村康祐社長も講演した。

ページの先頭へ