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沖縄展でギャラリートーク ニュースパーク 屋号手掛かりに被写体特定

 ニュースパーク(新聞博物館)は4月15日、企画展「よみがえる沖縄1935」に合わせギャラリートークを開いた。被写体を特定する取材を担当した沖タイ南部報道部の堀川幸太郎記者が「最初は名前を手掛かりに探したが、『上原亀』という名前の人が120人いた。そこで屋号を調べ人物を特定した」と振り返った。

 展示作品の基となったネガは、朝日大阪の清水隆フォトアーカイブディレクターが社内で偶然見つけた。同封されていたメモの「糸満」の記載と写真に映った風景から戦前の沖縄と推測。当時の記事を調べ、1935年の連載「海洋ニッポン」の取材陣が撮った写真だと突き止めた。

 場所、人物を特定する取材は沖タイが担当。堀川記者が10か月で160人に話を聞いた。取材ノートは23冊に及んだ。

 終戦後、多くの新聞社が戦争中の写真を処分した。これらの写真が保存されていたのはなぜか、という参加者の質問に清水氏は「取材陣が『後に大切な資料になる』と考えたのではないか」と応じた。

 148人が参加した。

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