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天皇制と報道 マス倫研究会・山下氏講演 「人であり機関」どう捉える

 マスコミ倫理懇談会全国協議会の「メディアと法」研究会が4月17日、新聞協会会議室で開かれた。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司氏が天皇制と報道をテーマに講演した。天皇制について考える上では、天皇の人間性と国家機関としての役割のバランスをどう捉えるかが重要だと話した。

 天皇は被災地への慰問など「国民と共にある姿勢」を示すことで象徴としての務めを果たしてきたと指摘。これらの活動に法的根拠はない。「自然人としての行動」が国民の支持を集めているとみる。

 こうした役割を今後も「天皇個人の人間性に任せてよいのか」と提起した。天皇には国家機関としての側面もあるとし「この二つのバランスをどう捉えるか。国民が突きつけられている課題だ」と述べた。

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