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元組員に警察資料漏えい 社会部記者を厳重注意 中日

 中日新聞社は5月17日付朝刊で、社会部記者が元暴力団組員の男に愛知県警の広報文を提供していたとして、記者を厳重注意したことを明らかにした。記者への処分を含め「厳正に対処する」としている。

 同社によると、記者は愛知県警を担当。広報文をスマートフォンで撮影し、元暴力団の男に複数回、無料通信アプリ・LINE(ライン)で画像を送ったという。中日は既に記者を担当から外した。

 男は4月、プロ野球・中日ドラゴンズの私設応援団長らを脅し辞めさせたとして強要容疑で逮捕、起訴されている。逮捕翌日に記者から報告があり問題が発覚。記者は2年前から、取材対象として男と付き合いがあった。男が暴力団組員だったのは10年以上前だという。

 寺本政司編集局次長は「記者は日常的な情報源との付き合いの中で、話題の一つとして資料を送った。男からの要求や、便宜を図る目的はなかった」と説明する。送った広報文には容疑者名などの個人情報が含まれていたものの、男に関係する内容はなかったという。

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