ビッグスワンをオレンジで埋めつくせ GIANT ORANGE Project
協賛各社
講談社「モーニング」2013年7月4日号
オリジナルコラボT シャツ
◯広告掲載の意図・狙い
サッカーJ1のアルビレックス新潟(以下アルビ)は、動員数日本一とも言われたサポーター数が残念ながら「今は昔」になりつつある状態です。そこで、今一度4万人のサポーターをスタジアムに取り戻し新潟を活性化させよう──そこがスタートでした。多数の漫画家を輩出している新潟県は、同時に「漫画の力」も信じている県民性であると考え、講談社『モーニング』で連載中の人気サッカー漫画「GIANT KILLING(以下ジャイキリ)」と全面的にタッグを組んで構成しました。後半戦初戦が新潟日報社の冠試合で様々な仕掛けができたことも、取り組みの大きな要素でした。
◯広告の内容
キックオフ紙面はジャイキリのキャラクターで構成し、フィニッシュ紙面でアルビの選手を同じような配置にすることでコラボ感を出しました。5回にわたるタイアップ広告は、1枚のイラストと作中の印象的なフレーズを用いて広告主とジャイキリを結び付けました。対向面では各回テーマを設けキャラクターを対比して紹介、ジャイキリの漫画紹介やアルビの過去の名勝負をマンガ風に紹介しました。また、試合直前号の「モーニング」において、表4で今回のキックオフ紙面を広告原稿として掲載し、作者ツジトモさん描きおろしのオレンジ色の表紙に、コピーも「ようこそ、夢の劇場へ。」として連動感を出してもらいました。
連載合計12ページにジャイキリ第1話を縮刷サイズで全て掲載し、16ページの別刷りを作成、当日試合会場にて来場者全員に配布しました。
◯広告企画に対する反響
連載形式であったため断続的でしたが、おもにネット上で反応がありました。アルビのファンページやツイッターやブログにおける、ジャイキリファンのコメントなど、好意的な反応がありました。また試合当日の当社特設ブースには、告知してあった「新潟日報×ジャイキリ オリジナルコラボTシャツ」を買い求める人で早い時間から長蛇の列ができ、好評のまま即完売したことも、紙面の反響であったと感じます。プロジェクト全体では、アルビ選手のトークショーやパブリックビューイングなど紙面以外の取り組みも行いました。すべてにおいて「新聞社」×「人気漫画」×「実在のクラブ」が組めたことは、次につながる大きな実績になりました。
新潟日報社東京支社業務部山田大史(やまだ・ひろし)
広告主 |
協賛各社 |
企画 |
新潟日報社、講談社、電通 |
掲載紙 |
新潟日報 |
制作 |
電通、ワークアップたき、まんが本舗インターナショナル |
掲載日 |
2013/6/7~7/6で計6回 |
扱い |
電通、電通東日本 |
スペース/回数/色 |
全15段×2、全30段×5、別刷り特集16ページ(講談社「モーニング」7月4日号と連動) |
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