<広告出稿の意図・ねらい>
日本と国交400年となるスペイン、イタリアとの交流を図る高校生派遣に協賛を募り、被災地の未来を担う青少年に国際的な感覚を身に着けてもらう機会を創出しました。1613(慶長18)年、伊達政宗の命を受けた支倉常長ら一行を乗せた慶長遣欧使節船が出帆し、多くの苦難に遭遇しながら欧州にたどり着きました。紙面は東日本大震災からの再生に取り組む市民に、慶長大津波の2年後に敢行された慶長遣欧使節船派遣の背景と意義が改めて問い直されたことを広く知っていただく内容となりました。2014年には10人をスペインへ派遣し、先人の足跡をたどって壮拳をしのぶとともに、復興の支援に対する謝意と、復興の現状、食をはじめとする宮城の魅力を伝えて友好と協力の絆を深めました。15年はイタリアに派遣する予定です。
<広告の内容>
慶長遣欧使節出帆400年記念事業として、宮城県慶長遣欧使節船ミュージアム館長・濱田直嗣氏と東北歴史博物館協議会会長・平川新氏による「伊達政宗の夢」対談を6回シリーズで展開。団員募集や選考結果を掲載し、協賛社ロゴを表記しました。加えて、団員の研修の模様を紹介する全5段広告を3回、出発当日に出発特集、帰国報告会後の総括特集を全15段で、それぞれ掲載しました。編集面では渡航時のグラフ特集や団員を取材した企画を連載、広告と編集のハイブリッド型の紙面展開となりました。
<広告掲載後の反響>
モニターアンケート調査に次の声が寄せられました。「郷土の歴史を教えてくれた。連載記事『平成青少年遣欧使節団』は楽しく、全て読んだ。過去の遺産を現在・未来につなげて生かす素晴らしいプロジェクトだ。地域の若者への支援を惜しまない企業姿勢が伝わり、製品を購入する際の強い動機づけとなる」(女性30代)、「高校生が海外に行き、地元の偉人の功績を知ることは大事だ。いろいろな経験を提供していくプロジェクトを評価する。今後も続けてほしい」(男性30代)、「素晴らしい事業に協賛する企業の商品を購入することで、私も微力ながら貢献したい」(女性40代)
広告主 |
連合16社 |
企画 |
河北新報社 |
掲載紙 |
河北 |
制作 |
南北社 |
掲載日 |
2014/1/29、2/26、3/26、4/24、5/28、29、6/14、25、27、7/23、9/30 |
扱い |
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スペース/回数/色 |
全15段×6回(1月29日~4月24日、5月29日、6月25日)、全5段×3回(5月28日、6月14日、27日)、全15段×2回(7月23日、9月30日)/カラー |
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