<広告出稿の意図・ねらい>
イメージを発信したり、日常生活に近い研究を紹介したりすることで大学のブランディングや認知向上を図る広告とは一線を画し、大学における研究の奥深さや困難さ、研究分野の持つ専門性や国際性を表現するために、あえて写真ではなく文章で訴求する広告を展開しました。紹介した研究分野は記事として扱われにくい内容ですが、いずれも既に研究力が高く世界でも通用するものです。目立たないけれど世界にとって有益な研究成果を残す領域として、早稲田大学が重点的に支援している研究分野を、広く告知できる新聞広告という手段を用いて紹介しました。シリーズで展開することにより、早稲田大学の持つ研究分野の広さや専門性の高さを表現しました。
<広告の内容>
健康スポーツ科学、ICT・ロボット工学、数物系科学、日本文化学、ナノ・エネルギー材料、実証政治経済学の6つの研究分野の第一人者にインタビューして、その高度な専門性や国際性、最前線の研究状況をシリーズで紹介しました。読売新聞のウェブサイト「YOMIURI ONLINE」内のコーナー「教育×WASEDA ONLINE」からも同時期に広告のコンテンツを広く発信しました。
<広告掲載後の反響>
読者モニターの方から内容が難しい、硬いとの意見があった一方で、「大学の在り方について興味を持った」「このような学問があるのかと興味を持った」「研究内容を分かりやすく説明しており理解しやすかった」「どのような研究をしているかがよく分かる」「こういった活動(研究)について、他大学ももっとリリースしてほしい」等の反応がありました。
「教育×WASEDA ONLINE」
http://www.yomiuri.co.jp/adv/wol/