関東7社企画「圏央道開通」
国土交通省関東地方整備局、東日本高速道路、中日本高速道路(協賛)
〈広告出稿の意図・狙い〉
2017年2月26日の圏央道茨城県区間開通により、成田空港(千葉県)から湘南方面(神奈川県)までが、都心を通らず高速道路で結ばれました。沿線地域の観光誘客や産業集積への期待が高いのはもちろん、東関道、常磐道、東北道、関越道、中央道、東名高速と都心から放射状に延びる高速道路を含めて経済・広域観光などへの高い波及効果が見込まれます。関東の七つの地方紙は、圏央道が直接通る4県はラッピング広告、それ以外の3県は本紙内企画で、放射状に延びる6本の高速道路沿線にも全線開通告知を発信しました。
〈広告の内容・コンセプト〉
道路の開通は、そこに住む人々の暮らし方をも変えていきます。宇宙から見下ろす街明かりが、街の形だけでなく人々の活気を伝えるように、はるか上空からくっきりとその輪郭を映し出すデザインとすることで、この一大プロジェクトの壮大さと取り組んできた人々の思い、そして人々の暮らしの熱量が伝わるビジュアルとしました。カーランプがつながった帯状の光が、上空から見下ろした圏央道のシルエットとなるよう、衛星写真にCG加工を施し表現しています。
圏央道と都心から放射状に広がる各高速道路をメーンビジュアルとして、ラッピング広告ならではのダイナミックな紙面、タイトル文字の配置などシンプルかつインパクトのある紙面を意識した構成となっています。共同企画らしく開通当日の7紙に同一デザインで一斉に掲載することで話題性を高めました。
〈広告掲載後の反響〉
「今日開通するんだ」「圏央道全体がイメージできる」「これはかっこいい紙面」など、目立つ、分かりやすいといった好意的な意見が、今回開通した茨城県以外の読者からも多く寄せられました。また、物流関係者からは「開通にふさわしい紙面。盛り上げてくれてありがとう」、観光関係者からは「つながったことを誰にでもイメージしてもらえる」、成田空港関係者からは「北関東に住んでいる方の流入が期待できる。分かりやすく伝えてもらった」など、各方面から今後の利用促進に向けての期待を込めた声が聞かれました。
ラッピングの裏面に地元情報を載せるなど地方紙らしさも交えながら、圏央道の開通と概要を分かりやすく伝えることができました。
広告主 |
国土交通省関東地方整備局、東日本高速道路、中日本高速道路(協賛) |
企画 |
電通、関東七社会(茨城、千葉、埼玉、神奈川、下野、上毛、山梨日日) |
掲載紙 |
茨城、千葉、埼玉、神奈川(ラッピング)、下野、上毛、山梨日日(全15段) |
制作 |
時の広告社 |
掲載日 |
2017/2/26 |
扱い |
電通 |
スペース/回数/色 |
全15段、30段ラッピング/カラー |
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