〈広告出稿の意図・狙い〉
サイバーエージェントとテレビ朝日が共同で展開する、無料の動画配信事業であるインターネットテレビ局「AbemaTV」は、2016年4月の開局から1年4か月で2000万ダウンロードを突破しました。
2017年元日の全国紙、地方紙など全国約2000万部に、8ページ構成の広告別刷りを折り込んで配布しました。正月三が日に放送される約30チャンネル分の番組表をテレビ欄形式で掲載したほか、人気コンテンツの一挙放送や特別番組など、注目番組の見どころを紹介しました。
〈広告の内容・コンセプト〉
元日の新聞にテレビ・ラジオ特集などの別刷りで折り込まれるフォーマットを使い、広告を制作しました。テレビ欄形式でのクリエーティブにより、動画配信サービスを感覚的に理解してもらうことを狙うとともに、AbemaTVのどのチャンネルで、いつ、どんな番組が放送されているのかを見渡してもらうことを意識しました。こだわったのは、複数ある別刷りの一番外側にこの広告を出すことです。日本全国の家庭で、元日に届いた新聞を手にしてテレビ欄を探した時、一番初めにAbemaTVが目に入ることが重要と考えたからです。その体験を綿密に設計したことが、今回の新聞広告における一番のポイントです。
〈広告掲載後の反響〉
AbemaTVは、開局から3か月が経過した16年7月に初めての新聞広告を、今回と同様、テレビ欄形式で全国1000万部以上の新聞本紙に折り込んで展開しました。その結果、継続利用してくれる良質なユーザーの獲得につながるといった高い効果があったことから、元日の広告展開の準備を進めてきました。
年末年始の番組編成強化や、テレビCMの全国放送とも相まって、結果的に年末年始の1週間で100万人を超える新規利用者を獲得し、週間利用者数がその当時、過去最高の514万人を記録するなど、新聞広告を中心としたプロモーションは大きな成果を得ることができました。
広告主 |
AbemaTV |
企画 |
サイバーエージェント |
掲載紙 |
朝日など計42紙 |
制作 |
電通 |
掲載日 |
2017/1/1 |
扱い |
ハイライツ |
スペース/回数/色 |
パノラマ8ページ/カラ- |
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