“みんな”のひまわり Heart! Project
協賛20社
〈広告出稿の意図・狙い〉
阪神・淡路大震災が発生した1995年の神戸で、被災者は絶望的な状況にいました。当時、被災地のがれきに咲いた一輪のひまわりの姿に勇気づけられ生きる希望を持てた、という話から、ひまわりを復興の象徴として位置づけ、花を育てる過程で、命の大切さ・人と人の絆の大切さ・災害への備えの大切さを広く訴えていこう、とこのプロジェクトを立案。東日本大震災5年の節目である2016年にスタートしました。
プロジェクトの流れは、全国にひまわりの種を配布し育ててもらい、花が咲いた後に種を送り返してもらって食用油に加工、販売することで、収益を2016年4月に発生した熊本地震の被災地に寄付します。神戸では「神戸どうぶつ王国」や「神戸空港島」にひまわり畑を作り、栽培。さらに全国各地の広告協会に協力を依頼し、大量の種を送ってもらうことができました。
全国の皆さんの協力でできた一連の取り組みを、広告企画紙面で報告しました。
〈広告の内容・コンセプト〉
満開に咲いた復興の象徴・ひまわりに手を重ねることで協力し合うイメージを表現し、企画の趣旨を説明しました。中面ではプロジェクトの経緯を詳しく紹介し、全国から届いた支援の広がりと賛同の声を掲載。車いすテニスプレーヤーの上地結衣さんが笑顔でメッセージを寄せてくれ、「神戸の想い、咲かせたい。」のコピー通り、多くのひまわりが咲いた紙面となりました。
〈広告掲載後の反響〉
「ひまわりの栽培を楽しみにしている」「ぜひ被災地の役に立ちたい」など、読者からの反響がたくさん寄せられました。また、協賛企業からは次回も協力したいとの声が寄せられたほか、今回参加できなかった広告主企業からも次回はぜひ声を掛けてほしいとの話があるなど、プロジェクトの広がりを感じています。
広告主 |
協賛20社 |
企画 |
神戸新聞社 |
掲載紙 |
神戸 |
制作 |
遊心企画 |
掲載日 |
2016/12/26 |
扱い |
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スペース/回数/色 |
全45段/カラー |
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