避難所もっとより良くプロジェクト
森永製菓ほか協賛14社
〈広告出稿の意図・狙い〉
神戸新聞社は、阪神・淡路大震災から20年の節目に、次世代に震災の経験や教訓を継承し、地域の防災力を高めるため「117KOBEぼうさいマスタープロジェクト」を立ち上げました。さらなる地域防災力の強化を目指す「避難所もっとより良くプロジェクト」を発足、2017年5月の全国広告連盟神戸大会に併せて、キックオフ特集を別刷りで発行しました。
プロジェクトの趣旨を伝えるため、「避難所もっとより良く非常袋・並べる防災」と題したラッピング広告で、見開き一面に原寸大の避難グッズをレイアウト。避難時に必要とされるものを各家庭で実際に並べて備えられるよう、呼び掛けました。中面では避難所の課題や質向上のための運営の在り方、地域で取り組む備えなどについて、各分野の有識者にインタビューし、その指針を示しました。
〈広告の内容・コンセプト〉
ラッピング広告は、原寸大の避難グッズを表現することで、少しでも多くの方に関心を持ってもらい家庭で実践してもらえるようにデザインしています。また、災害発生後の72時間が命にかかわる大切な時期であることに気づいてもらえるようロゴを考案。今後プロジェクトの活動を取材するごとにロゴを掲載し、避難所の改善に加え、発生後72時間の重要性についても継続して意識してもらうことを狙います。
また、「避難所もっとより良く非常袋」と題し、ある家族が実際にラッピング紙面の上に非常用のグッズを置いていく動画を作り、読者以外にも訴求しました。
〈広告掲載後の反響〉
読者から、「原寸大で非常袋の中身が表現されており、興味を持ったので家族で検証してみた。中身が見えないポリ袋や油性ペン、カッターは準備していなかったが、これは必要だと思って非常袋に追加した」という声が寄せられました。子育て支援のNPO法人からは、特集紙面を子どもの教育現場で活用したいという連絡があり、イベントでの紙面配布などによって活動を広めてもらっています。今後、教育委員会に学校教育の現場で活用してもらえるよう呼びかけていきます。
広告主 |
森永製菓ほか協賛14社 |
企画 |
電通 |
掲載紙 |
神戸 |
制作 |
電通 |
掲載日 |
2017/5/17 |
扱い |
電通 |
スペース/回数/色 |
別刷り16ページ/カラー |
|
|