〈広告出稿の意図・狙い〉
宝島社は、商品では伝え切れない“企業として社会に伝えたいメッセージ”を、企業広告を通じて伝えたいという思いで、1998年から企業広告を掲載しています。これまでにYahoo!ニュースのトップに掲載されるなど、様々なメディアで話題となり、数々の広告賞(読売広告大賞、朝日広告賞、朝日新聞読者賞、日本新聞協会新聞広告賞、ADC賞、TCC賞、グッドデザイン賞ほか)をいただきました。
今回の企業広告では、「世界は、日本を待っている。」をメーンコピーに、フランスを代表する2人の名優、アラン・ドロン氏とジャン=ポール・ベルモンド氏からのメッセージを掲載しました。
自然を崇拝し、異文化を融合させながら常に新しい文化を創造してきた国、日本。誠実、勤勉、友愛を尊び、調和を「美」とし、“独自のモノづくり文化”を大切に育んできました。いまや経済大国となった日本ですが、昨今、合理性を追い求める余り、自らの手でその“モノづくり文化”を傷つけ、自信を失いつつあるように感じられます。
日仏友好160周年記念「ジャポニスム2018」がパリで開催される年のはじめに、フランスを代表する2人の名優、アラン・ドロン氏、ジャン=ポール・ベルモンド氏からのメッセージを届けて、日本人の心を鼓舞。このメッセージが、いま一度、悠久の歴史によって培われた日本文化の素晴らしさと自信を呼び覚まし、積極的な行動に駆り立てるきっかけになることを狙いました。
〈広告の内容・コンセプト〉
「世界は、日本を待っている。」のキャッチコピーのもとに、広告意図にもとづく本文コピーを展開。西欧文化人を代表してフランスの名優2人から日本人に向けてのメッセージを届ける構成としました。日仏友好160周年を迎える年のはじめに、80歳を過ぎてもなお元気に友情を育み合うお洒落な2人のツーショット写真をメーンビジュアルとしています。
〈広告掲載後の反響〉
オリコンニュース、J-CASTをはじめ、60以上のウェブサイトで紹介されました。SNSでは「記事を読んで胸をうたれた」「これ以上ない素敵なお年玉を、ありがとうございました。」といったコメントをいただき、FAXやお手紙も数多く寄せられています。
広告主 |
宝島社 |
企画 |
宝島社、アサツー ディ・ケイ、ADKアーツ |
掲載紙 |
朝日、毎日、読売、日刊ゲンダイ |
制作 |
ADKアーツ |
掲載日 |
2018/1/5 |
扱い |
アサツー ディ・ケイ |
スペース/回数/色 |
二連版全30段/カラー |
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