福島桜紀行2019 ~9年目の富岡・夜の森~
富岡町(福島県)
<広告の狙い・内容>
原発事故に伴う帰還困難区域に指定され、立ち入りが制限されている福島県の富岡町「夜の森」地区で、観光名所だった町のシンボル「桜のトンネル」を眺めるバスツアーが、2019年4月6日の一日限定で初めて開催されることになりました。新年度初日に合わせて制作したラッピング広告は、初めてのバスツアーで町民が8年ぶりに心のふるさとである桜のトンネルに触れられること、このツアーが、避難指示解除など双葉郡内の復興の動きが加速する年度を象徴すること、改元を迎える新しい年の春である――などの思いを詩や見出しに織り込みました。
裏面は、春の観光シーズンに合わせ、県内の桜の名所を紹介しました。
<反響・効果>
富岡町は、寄贈された紙面の大型パネルを4月6日開催の桜まつり会場に展示し、来場者に披露しました。会場には約3千500人が来場し、この日限定のバスツアーには約900人が参加し、復興への願いを満開の桜に託していました。全国から大きな反響があり、九州からの問い合わせも寄せられました。町からはこのような広告企画を今後も実施してほしいとの要望がありました。
広告主 |
富岡町(福島県) |
企画 |
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掲載紙 |
福島民報 |
制作 |
福島民報社 |
掲載日 |
2019/4/1 |
扱い |
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スペース/回数/色 |
全60段ラッピング/カラー |
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