<広告の狙い・内容>
秋田が抱える数多くの問題の解決に向けて、新聞社ができることは何か。新聞というメディアを活用して、読者一人一人の問題へと意識を変えていく。そんな志で「#秋田の問題」プロジェクトは始まりました。
年末に里帰りする県出身者を意識し、2017年12月31日に見開き紙面でキックオフ。以後、若者の県外流出やインバウンドなど4テーマを挙げ、約1か月ごとに1ページを使い、計4問出題をしました。出題の際は、紙面、ウェブ、SNS(ツイッター)、テレビCMとクロスメディアを意識した展開を図るとともに、「ある日、新聞をめくっているとテスト用紙が突然現れた」という驚きを最大化させるため、新聞記事とは真逆の余白の多いシンプルなデザインを心掛けました。また、第0問から第4問までの共通要素として秋田名物なまはげを模したインパクトのあるロゴを右上に配置することで「#秋田の問題」のシリーズ認知向上を狙いました。新聞を読んで自分の意見を考えるという「モード」に寄り添った企画とし、「読者」「クライアント」「秋田県にゆかりのある企業」とともに秋田の問題を考え、解決するための企画を目指しました。
若年層も秋田の問題をいっしょに考えてもらうため、県内の中学、高校の授業で活用されるよう働きかけました。
<反響・効果>
秋田県内だけでなく海外を含む県外から解答が寄せられ、その数は3600を超えました。解答はどれも内容が濃いもので、解答欄からはみ出す文量も珍しくありませんでした。県内の中学、高校の授業で教材として扱われたことで、新聞との距離が出来つつある若者との関係強化にもつながりました。また、寄せられた解答をもとに県内の有識者(副知事や大学教授など)が意見をぶつけ合う場ができたりと、これまでの新聞の枠を越えた、秋田県全体を巻き込んだ一大プロジェクトに企画となりました。
企画の反響もあり、今後も寄せられた解答を基に、解決策を具現化するため継続していきます。
広告主 |
連合45社 |
企画 |
電通、秋田魁新報社東京支社 |
掲載紙 |
秋田魁 |
制作 |
電通、サキガケ・アド・ブレーン |
掲載日 |
2018/5/16、17/12/31~18/3/26(7回)、1/9~4/5(21回)、2/10~5/10(連日) |
扱い |
電通 |
スペース/回数/色 |
24ページ(2018/5/16)、全15段(7回)、全5段(21回)、2段突き出し(連日)/カラー |
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