飯館中学校三年生の皆さん、卒業おめでとうございます
花王
<広告の狙い・内容>
福島県の飯舘村立飯舘中学校は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の後、古里から離れた土地に設けられた仮設校舎で学校生活を送りました。2018年4月、7年ぶりに古里の学び舎(や)に戻り、授業を再開しました。地元の学校に通い、勉学に励み、郷土について学ぶ「当たり前」の1年間を生徒たちが過ごせるよう、花王と福島民報社は1年間、生徒たちのふるさと学習の一部を支援してきました。卒業直前には生徒たちが「当たり前」への感謝の思いを「校舎清掃」という活動につなげています。2019年3月14日に掲載した広告では、掲載前日の卒業式で述べた「卒業生答辞」と卒業生の集合写真を掲載し、生徒たちの門出を祝いました。学校生活の思い出、周囲への感謝、在校生に引き継ぐ思いを紹介することで、古里・飯舘中学校での学びが充実していたことを広く伝えました。
飯舘中学校のほかにも、古里での学びを再開した小中学校の様子をスクラップ記事で掲載し、福島の復興が進む様子を発信しました。
活動および新聞広告は、花王および福島民報社を含む東日本大震災被災地の新聞社が住民のケアに取り組む「スマイルとうほくプロジェクト」の一環として展開しました。
<反響・効果>
広告掲載当日の朝には多方面から感謝の連絡をいただきました。古里での授業再開後初めてとなる卒業生の送り出しは、多くの関係者が感慨深いものがあったようです。後日行われた教職員の離任式に合わせて、広告をラミネート化し卒業生に配布。パネル化した広告は飯舘村教育委員会などに設置されています。
広告主 |
花王 |
企画 |
福島民報社 |
掲載紙 |
福島民報 |
制作 |
電通 |
掲載日 |
2019/3/14 |
扱い |
電通ライブ |
スペース/回数/色 |
見開き全30段/カラー |
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