ラグビーワールドカップ2019TM日本大会 100日前告知
ラグビーワールドカップ2019組織委員会、セコム、三菱地所グループ
<広告の狙い・内容>
①ラグビーワールドカップ2019組織委員会
ラグビーワールドカップ2019日本大会が開幕する9月20日。その100日前である6月12日、全国各地の大会開催地にやってくるチームの写真を入れた一面広告を、それぞれの地域の新聞にビジュアルを切り替えて出稿しました。大会の魅力を広く知ってもらい、認知度を高めることでより多くの人々に会場へ足を運んでいただくことが目的です。そのため、チケット購入サイトの案内も掲載しました。
それぞれの広告のクリエーティブはラグビーの一般認知度や実際に観戦した人々へのヒアリングの生の言葉などを基に構築しました。例えば九州地域の新聞には、大見出しを「超人類襲来、九州に迫る」とし、「あと100日で世界三大スポーツの祭典ラグビーワールドップが開幕する」とのコピーを続けています。また、ブランド戦略として100日前のロゴ(100 DAYS TO GO)を作成しました。このロゴは大会参加国の20の国旗で構成されています。ロゴは新聞広告に掲載したほか、掲載日と同日に行われる100日前イベントでも使うなど、キャンペーンの中核とすることで、全体に統一感を持たせました。
券売効果も大きく、地域ごとのPR活動の下支えとなる広告展開をすることができました。連動して東京・丸の内の丸キューブで行った100日前イベントは広く報道され、新聞広告を出稿した各地方の開催地からも大きな反響を得ることができました。
②セコム
ラグビーワールドカップ2019日本大会のオフィシャルスポンサーとして協賛するとともに、安全・安心な大会運営を支援します。そうしたセコムの活動を知ってもらうことで、お客様や取引先とのリレーションの強化やコミュニケーションに活用することを目的としました。
赤い世界の中で力強く躍動する選手たちのデザインは、セコムの強いトレードマークである真っ赤なステッカーをイメージしています。そしてこの赤い色から想起する「安全・安心」のイメージは、セコムが長年誠実かつ地道に事業に取り組んできた結果であり、資産といえます。セコムが掲げる「安全・安心」の中で全ての選手が思い切りベストを尽くせるように、またセコムにとっても、より大きな安全・安心を世の中に届ける大会にできるように。世界が見守るこの大会を、安全・安心に完遂させる、そういった意気込みを感じてもらいたいと考えました。
ラグビーワールドカップへの関心の高い各開催都市で広告が掲載され、商談などの場で話題となったケースもあるなど、あらためて認知してもらうことができました。全国紙だけでなく、地方紙にも広告を掲載したことによって、浸透度がより高まったと思います。
③三菱地所グループ
ラグビーワールドカップ2019日本大会開幕100日前のタイミングに合わせ、地域ごとにビジュアルを切り替えた全15段広告を出稿しました。この大会は日本各地で試合が行われ、東京以外にも11の地域が舞台になります。三菱地所グループの事業であるまちづくりと、ラグビーの共通点であるチームワークに着目し、「あなたの街が舞台になる」というメッセージを、各地域の読者に向けて各紙で書き分けました。また、それぞれの都市の形にフレームのデザインを作り、各地域の盛り上げを狙いました。
自社の宣伝よりも、純粋にラグビーワールドカップ2019日本大会そのものの機運醸成を意識したことで、「企業イメージに好感が持てる」「スポンサーとして信頼できる」という声が多く寄せられました。一方で、三菱地所グループが大会スポンサーをしていることや自社関連施設の認知度が高まったという結果にもしっかりつながりました。また、「コピーが面白く、インパクトがある」などの意見も多く、コピーを通して伝えたかった「大会開幕100日前」や「街づくりもラグビーもチームプレイ」ということが読者にも届いたと思います。
広告主 |
ラグビーワールドカップ2019組織委員会、セコム、三菱地所グループ |
企画 |
電通(①、②、③) |
掲載紙 |
読売、北海道、岩手日報、静岡、中日、神戸、西日本、大分合同、熊本日日(①、②、③)、東京(②) |
制作 |
たき工房(①、③)、ワークアップたき(②) |
掲載日 |
2019/6/12 |
扱い |
電通(①、②、③) |
スペース/回数/色 |
全15段(①、③)、全5段(②)/カラー |
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