<広告の狙い・内容>
一般の方々になじみの薄い土木事業に関心を持ってもらい、土木事業が私たちの日々の暮らしを支えていることに、あらためて気づいてもらうことを狙いとしたシリーズ広告の一つです。
今回の広告は、これまでに様々な紆余(うよ)曲折があり、かつ国民の関心が高い八ッ場ダムが、ダム本体工事の完了を経て、いよいよ「試験湛水(たんすい:水をためること)」を開始することを広くお知らせするのが最大の目的です。ダムの全景写真が印象的なビジュアルにしました。
八ッ場ダムの広告は今回で2回目となります。前回(2017年)は、日本最大の女性写真サークル「カメラガールズ」の皆様に清水建設が施工中であった八ッ場ダムの現場に来ていただき、そこで働く人や技術を彼女たちの写真を通して紹介する企画(
https://www.pressnet.or.jp/adarc/ex/ex.html?a1376)を実施しました。
カメラガールズの皆様には、今回も八ッ場ダムの撮影会に参加していただきました。広告下部に二次元コードを掲載し、特設ウェブサイト「パシャシリーズ ダムパシャ」で、カメラガールズの写真やメッセージを紹介しています。新聞と清水建設のコーポレートサイト、さらにカメラガールズの特設サイトを連動させることで、一般の方々にインフラツーリズムや土木工事への興味、親しみを持ってもらうことも目指しました。
<反響・効果>
新聞広告掲載日(2019/10/16)の直前に、台風19号が襲来し、日本各地に甚大な被害をもたらしました。試験湛水開始間もない八ッ場ダムが多くの雨水を溜めたことで、多くの人の関心を集めるさなかでの掲載となりました。広告掲載日と同日に、カメラガールズの特設サイト「ダムパシャ」を公開した結果、掲載日の清水建設のコーポレートサイトへのアクセス数が、トップページに続く2位となりました。コンテンツの各ページも、アクセス数のトップ25位以内に6ページが入り、新聞広告が興味喚起につながったことが分かりました。