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岩手へのかえり方を一緒に探すメディア KAERU

長島製作所、一関ケーブルネットワーク、いわて圏、総合花巻病院、ふるさといわて定住財団

2020/1/1 1/12 1/26
<広告の狙い・内容>
地元企業が直面する人手不足の課題に、新聞社としてどう向き合うべきか。そんな思案をしていたときに、「20代、30代の出身者は地元への思いが強い。ウェブと新聞の2軸でなら可能性がある」というヒントを得て、いわて圏と共同で始まったのが岩手へのかえり方を一緒に探すプロジェクト「KAERU(かえる)」です。進学や就職で県外に暮らす岩手出身の方たちに向け、特設サイトで県内企業の求人情報を発信。地元の親御さんには紙面を使って魅力的な働き場があることを紹介し、「岩手に帰っておいで」と言える機運を醸成していくことを狙っています。
ともすれば、「岩手には何もない」と過小評価しがちな県民性です。2020年元日付の全面広告は、「都会で働いた方がいいんだ」と背を押してきた親たちが、帰省した子供に「こんな広告出てるから見てみたら?」と差し出すことを想像して製作したものです。「岩手はもう、新しい。」のキャッチコピーを際立たせるシンプルな構成で、「岩手の仕事や働き方に対するイメージを、まったく新しいものにかえる2020年にしよう」というメッセージを発信しました。

<反響・効果>
新聞広告の掲載と同時にサイトも公開。休日には同僚とサイクリングを楽しむ製造業の会社、地域の人たちの幸福な人生を守る総合病院など、丁寧に取材した記事からは働く人の思いや経営者の理念、職場の雰囲気などが伝わり、SNSなどで多くの反響がありました。紙面掲載との相乗効果で求人に関する問い合わせも寄せられ、手探りで構築した枠組みがニーズに即したものであると確信できました。
Uターンを意識した採用プロモーションですが、ふたを開けてみると地元の住民からも反応があり、こちらで意図した以上に興味を持って見ていただけたと感じています。岩手に根を張り、ユニークな事業を展開する企業はたくさんあり、継続的な情報発信を通して地元に帰る人を1人でも2人でも増やしていくことが今後の目標です。第2弾はお盆に予定しています。新しい岩手像をより鮮明に打ち出し、「かえる」の輪を大きく育てていきたいと考えています。
広告主 長島製作所、一関ケーブルネットワーク、いわて圏、総合花巻病院、ふるさといわて定住財団 企画 いわて圏
掲載紙 岩手日日 制作 いわて圏、岩手日日新聞社
掲載日 2020/1/1、1/12、1/26 扱い
スペース/回数/色 全15段/カラー