<広告の狙い・内容>
2020年2月28日をもって閉店する熊本パルコの新聞広告です。
熊本で33年間、ファッションだけでなく、文化をともに作ってきた熊本の皆さんへ感謝の意を込め制作をしました。
ビルのネオンを象徴的に使用するレイアウトと、広告を見る方それぞれが、思い出や切なさ、そして感謝の思いを想起できるよう空へ広がる大きな余白を取りました。
キャッチコピーは、熊本の皆さんにとって親しみのある方言を使いました。また感謝の気持ちはもちろん、左一列の縦読みで「くまもとがだいすきさ」という隠れたメッセージを入れ、最後までパルコからお客様へ、驚きや楽しみをしました。
<反響・効果>
新聞広告だけではなく、実際の店舗では、熊本にゆかりのある著名人44組を撮り下ろした最初で最後の写真展「さよならパルコ」も同時開催し、期間合計で約3万人が来場しました。
最終日には、閉店のメモリアルグッズとして同展にちなんだ写真集型のタブロイドや手ぬぐいをプレゼントしました。また、新型コロナウイルス感染拡大防止のために実施がかなわなかったセレモニーで放映予定だった、天草出身のバンドWANIMAの楽曲「りんどう」を使用した「熊本パルコオリジナルムービー」を2月29日のみ店頭のサイネージで放映したところ、涙を流すお客様も多くいらっしゃいました。
熊本の皆さんからは、熊本パルコがこの街にあったことへの感謝や、県民が誰だって一度は行ったことがある待ち合わせの場所としての「パルコ前」がなくなることへの寂しさを感じられるとの声が寄せられました。それとともに、新聞広告のメッセージに、温かさや懐かしさを感じたほか、感動したなどの感想をいただいています。
広告主 |
パルコ |
企画 |
パルコ |
掲載紙 |
熊本日日 |
制作 |
PLANET FRIEZA No.79 |
掲載日 |
2020/2/28 |
扱い |
電通九州 |
スペース/回数/色 |
全15段/カラー |
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