2020/3/11
2020/3/29
<広告の狙い・内容>
震災から9年目の2020年3月11日に被災地の釜石で、新潟県長岡の戦没者追悼のための花火「白菊」を打ち上げようと立ち上げられた実行委員会に参加。亡くなった方の鎮魂と街の復興、震災の記憶の風化防止などを目的として取り組んだ。新型コロナウイルス感染対策として、計画していたミニイベントを取り止め、オンラインでライブ配信を行った。告知として新聞広告とSNSを活用。打ち上げは釜石の海上に浮かべた台船から行った。実際に長岡から花火師を招き、白菊を打ち上げた。ライブ配信は、津波で娘さんを亡くした方が営む民宿から生中継。ウェブ上で、花火打ち上げ前に地元歌手によるミニライブも行った。その後、打ち上げの報告と感謝を伝える新聞広告を掲載した。
<反響・効果>
打ち上げは、地元の人々がそれぞれの場所で観覧した。再建された自宅前や路上、砂浜などで花火を見上げる姿が多く見られた。花火の模様は地元放送局に加えて、全国紙、テレビの全国ニュース、新潟日報などでも報道された。実施までの経過も、岩手日報、新潟日報に編集記事として掲載された。「慰霊の花火は追悼の新しい形として意味がある。娘も天国から見てくれていたらうれしい」「あの日と同じで星が浮かんだ寒空に、亡くなった母や親戚の姿が浮かんだ」など感極まる反応が多かった。来年以降も打ち上げを計画している。
広告主 |
民宿前川ほか協賛24社 |
企画 |
岩手日報社広告事業局 |
掲載紙 |
岩手日報 |
制作 |
電通 |
掲載日 |
2020/3/11、3/29 |
扱い |
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スペース/回数/色 |
全5段(3/11)、全15段(3/29) /2回/カラー |
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