会えなくても、一生同期だ 2020.4.1
アウトソーシングテクノロジー
<広告の狙い・内容>
アウトソーシングテクノロジーは、大手メーカーやIT企業をはじめ、建設業界や医薬業界など多業種に技術力を提供し、国内産業の発展に貢献してきました。2020年度は、グループ9社合計で約2000名の新入社員を採用。全国あらゆる地域の企業に配属・派遣しています。
そのため、①新入社員の不安を払しょくし、モチベーションを高く維持したまま配属しなければならないこと、②会社への帰属意識が低くなりがちで長く働きたいと思ってもらいにくいこと という課題がありました。この二つの課題への対応として、全国から東京に集まって4月1日に行う入社式は従来重要な施策でありましたが、新型コロナウイルスの影響で集合形式での入社式が中止となり、オンデマンド方式に変更されることになったため、入社式に替わる施策が急きょ必要となりました。
今回の新聞広告は、全グループの新入社員に一律に届けられる、記念にもなり、記憶にも残しておけるものとして企画制作されました。同期の顔を一度も見ることなく、新しい環境に飛び込む新入社員たちに、少しでもつながりを持ってほしい、困難な時代を突破し、柔軟で素晴らしい社会人に成長してほしいという願いが込められています。新聞広告には、約2万5000文字の新入社員からのメッセージを使用。「会えなくてもつながっている」を想起させるモザイクアートに展開しました。
<反響・効果>
当広告は、新入社員へのアンケートの結果、新入社員の94%が接触。圧倒的なリーチとなりました。また、「不安な気持ちが払しょくされた」人は60%、「より長く働きたいと思うように変化した」人は90%と、新入社員が抱える上記課題の解決に大きく貢献することができました。
SNSでは「自分もがんばろうと思えた」や「心に響いた」など、社会人や他社の新入社員、親世代から、自己を投影した反応のツイートが数多くみられました。
アウトソーシングテクノロジーは、その業務特性から外部企業で働く社員が9割を占めています。統括する支店レベルでの集会はありますが、同期入社の社員が一堂に会する機会は「入社式」しかありません。この企画によって、お互いにエールやメッセージを送りあい、社会に残るカタチとしてみんなで一つの作品を創り上げる取り組みによって、一体感を生み出すことに成功しました。新聞広告の力で、非常に有効なインナーブランディングになったと考えております。
広告主 |
アウトソーシングテクノロジー |
企画 |
アウトソーシングテクノロジー |
掲載紙 |
朝日 |
制作 |
エニースタンダード、アウトソーシングテクノロジー |
掲載日 |
2020/4/1 |
扱い |
学情 |
スペース/回数/色 |
全15段/カラー |
|
|