教育に新聞を NIE実践プログラム
Mizkan、長谷工コーポレーション、日昇堂、神奈川大学、中小企業基盤整備機構関東本部、とちぎ農産物マーケティング協会、白鴎大学、宇都宮餃子会
<広告の狙い・内容>
これからの社会を生き抜くうえで人の感情に寄り添うコミュニケーションの重要性が求められています。下野新聞社では広告のキャッチコピーにはコミュニケーションのヒントがたくさんあることに着目し、企業や商品を題材に新聞広告のキャッチコピーを考え、書いて、批評しあうことは、多面的な「共感力」を養うことができ、コミュニケーション能力向上につながると考えました。
紙面では教育者(学校・NIE推進協議会など)、広告主、広告クリエーターの意見も反映したうえで、コミュニケーションの重要性や、共感力、キャッチコピーの作り方についてまとめており、これを読めば誰でもキャッチコピーが作れるハウツー(How to)本のような内容に仕上げています。
また、新聞広告のコピー部分が空白になっているのも特徴的で、空白がある広告は、読者からコピーを募集する紙面キャンペーンでも活用しています。
<反響・効果>
特集を作る際に現役の高校の先生にもアドバイスをもらい、学校で使いやすい内容に仕上げたことで、多くの高校で活用していただきました。読者キャンペーンの応募総数は514通で、そのうち約9割が16歳~18歳からの応募だったことから、多くの学校で活用されたことが数字にも表れています。この他にも大田原市の小学校では秋休みの宿題として活用されたという報告もありました。
なお、この企画の派生イベントとして、2020年10月15日(木)に栃木県立宇都宮白楊高等学校でキャッチコピーを考え、共感力を養う特別授業を実施しました。
食品科学科2年生41名が現役のコピーライターよりキャッチコピーの作り方を学び、Mizkanと宇都宮餃子会も加わり実際に “たくさんの若者に餃子を「味ぽん」で食べてもらう”ためのキャッチコピー作りを行いました。
さらに優秀作品を使ったオリジナルPOPを制作。宇都宮餃子会直営店「来らっせ」で11月14日から1か月間お披露目され、全国から来店された多くのお客様に楽しんでいただきました。
本企画を実施したことで、①「新聞広告」の価値の向上や②児童・生徒に対する「新聞広告」への興味関心の向上、そして③「新聞広告」の新たな活用方法を見出すことができました。
広告主 |
Mizkan、長谷工コーポレーション、日昇堂、神奈川大学、中小企業基盤整備機構関東本部、とちぎ農産物マーケティング協会、白鴎大学、宇都宮餃子会 |
企画 |
下野新聞社 |
掲載紙 |
下野 |
制作 |
アルファクリエイト |
掲載日 |
2020/9/27 |
扱い |
下野新聞社 他 |
スペース/回数/色 |
タブロイド8ページ/カラー |
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