ダ・ヴィンチはうみだせる。
立命館大学(学校法人立命館)
<広告の狙い・内容>
広告背景:コロナ禍で社会が大きく変革するなか、これからの時代で大学が果たすべきミッションがあらためて問われています。そんななか、2024年に情報理工学部と映像学部が大阪いばらきキャンパスへ移転し、他学部との融合をより深めます。
広告目的:両学部の移転により学部連携が深まることで、研究と教育の高度化が進み、これからの時代に求められる、よりマルチファンクショナルな人材を輩出する大学へと進化することを伝えます。
広告テーマ:超多才能人材育成キャンパスと銘打って、立命館大学の研究教育の未来を示しました。また、人材輩出像として、ペスト後のルネサンスで存在感を発揮したレオナルド・ダ・ビンチを例にあげて立命館の夢を語りました。
実施:2020年12月31日に、上記内容を30段見開き広告で宣言しました。
新聞媒体の特性である、社会性や公平性を活用し、また、新聞を30段でダイナミックに使用することで、ともすれば鼻で笑われてしまいそうな壮大な計画を真実味をもって伝えることを心掛けました。それを読者に社会のリーダー層が多い日経新聞で展開し、世の中への波及効果を狙いました。また、全国30段で展開することで、社会へ大きな影響を与え、立命館のDNAである革新性やダイナミズムを伝えることも心掛けました。
<反響・効果>
新聞購読者とSNSを中心に大きな反響がありました。立命館が目指すアフターコロナに輩出すべき人材像を、ペスト後のルネサンスで存在感を発揮したレオナルド・ダ・ビンチで比喩した意図が、新聞媒体の特性も相まって、読者に真摯(しんし)に受け止められました。事後の独自インターネット調査で、この広告を見たという方が少なからずいました。「研究・教育の先進性」「チャレンジ」「ダイナミック」のイメージを獲得できました。
新聞からSNSという流れが生まれ、拡散されました。
新聞30段であえてアンチテーゼをすることにより、SNS等でも言及される近年の傾向にのっとりました。媒体特性もあり賛否両論ありましたが、SNSでも大いに議論され、世の中の注目を集めることができました。
広告主 |
立命館大学(学校法人立命館) |
企画 |
博報堂 |
掲載紙 |
日経 |
制作 |
博報堂 |
掲載日 |
2020/12/31 |
扱い |
博報堂 |
スペース/回数/色 |
二連版全30段/カラー |
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