<広告の狙い・内容>
東日本大震災発生から10年。復興はまだ道半ばで「ひと区切り」を強調することには賛否があります。とはいえ、この10年間全国から寄せられた支援のおかげで今の日常があることの感謝の気持ちは被災地に住む私たちが等しく、強く有するものでした。そこでその被災地発の「ありがとう」を集め、全国に伝える企画を実施しました。まずは、紙面を通じて感謝の気持ちを表現した写真を募り、それを素材に紙面と動画を製作しました。3.11当日の特集紙面では思いのこもった256点の写真を見開き30段で紹介し、読者と感謝の気持ちを共感共有しました。次に動画を使って、河北新報では届かない全国の皆様に感謝と被災地の今の姿を伝えました。動画は被害の大きかった宮城県沿岸15市町別と総集編「宮城を想う全ての人に『ありがとう』」の計16本を作成。自治体ごとに分けることで、その地域にゆかりある人が選択できるようにしました。
<反響・効果>
感謝のメッセージであるので、宮城県外の人に一人でも多くの人に動画を見てもらうことにも力を注ぎました。弊社の公式SNS(facebook、twitter)での発信はもちろんですが、友好地方紙40紙以上の協力をいただき広告や記事でPRしてもらったほか、ポスターも制作し全国に発送して伝えました。YouTube上での動画再生は16本の動画合計で1か月間(4/12現在)で2万回を超えています。それ以外にも動画に出演してくれた諸団体もSNSや組織内の掲示板での情報発信をしてくれたほか、自治体などの施設でもディスプレイで紹介したいとの申し入れもあり、動画データを共有し施設で上映されています。
広告主 |
協賛各社 |
企画 |
河北新報社 |
掲載紙 |
河北 |
制作 |
創童舎、WACO CREATE |
掲載日 |
2021/3/11 |
扱い |
オープンセールス |
スペース/回数/色 |
二連版全30段/カラー |
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