L’Arc~en~Ciel 30周年広告
ソニー・ミュージックレーベルズ
<広告の狙い・内容>
自然光で裏面の印刷が透けて見えるという特性を生かし、空にかざすことで完成する広告としました。L'Arc~en~Ciel(仏:虹)と、そのファンクラブ「LE-CIEL(仏:空)」を象徴するそれぞれのビジュアルは、重ねたときはもちろん、単体で見ても耐えうるように精緻(せいち)なアートディレクションを行いました。また、照明等の光ではなく「空にかざせ」と明確に注釈することで、読者の行為そのもので「上を向こう」というメッセージをデザインしました。1997年にリリースされたシングル「虹」。L'Arc~en~Cielやファンにとって特別な意味を持つナンバーであり、逆境に立ち向かう強い意志を込めたその歌詞の一部をそのまま引用し、行間に新たな文章を書き足すことで、コロナ禍を生きるすべての人への応援メッセージへと進化させました。苦難の先には希望があることを信じて生きる。そんな人間の持つ強さを「虹を架けよう。何度でも。」というキャッチコピーで表現しました。
<反響・効果>
掲載当日からSNSを中心に大きな話題となりました。SNS上でのL'Arc~en~Cielの話題数は、新聞広告が掲載された5月31日の正午にピークを迎え、1日で65,000件の投稿がありました。
広告主 |
ソニー・ミュージックレーベルズ |
企画 |
電通 |
掲載紙 |
読売東京 |
制作 |
電通 |
掲載日 |
2021/5/31 |
扱い |
電通 |
スペース/回数/色 |
全15段×2(裏表)/カラー |
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