＜広告の狙い・内容＞
2020年10月、栃木県が都道府県魅力度ランキングで初めて最下位に転落しましたが、一方で県民は栃木に愛着を持って生活しています。その愛着ポイントは「個人的・限定的なもの」だからこそ「地味」だと思ってしまい、控えめな県民性も相まって、外にアピールするものではないと考えてしまいがちです。でも、実はこの「地味だけどここがイイ」ところこそが栃木県にとって大きな魅力と考えました。そこで、栃木の魅力を知る方々に協力してもらい、「地味だけどここがイイ」を見開き企画広告やSNSを活用し募集、県外に栃木の多様な魅力を発信する企画を21年3月にスタートさせました。「栃木県民の日」である6月15日に投稿の一部をデザインに活用した全面広告を掲載。そして県外発信のため、投稿を参考にPR動画を制作し、公式サイトにアップするとともに、栃木の魅力を全国に広めるべくツイッター、インスタグラムでの広告配信を実施しました。

＜反響・効果＞
当初より画像やハッシュタグを付けるなどSNSを連想させるビジュアルにしていたため、狙い通りSNS上での動きや反響が多くみられました。また6月15日の県民の日に合わせた全国発信にむけて、投稿を呼びかけるキャンペーンを3月28日から約2か月半実施し、SNSだけで2,500件を超えました。栃木県デジタルブランディング担当窓口や県内各自治体、団体から企画に関しての問い合わせが相次ぐなど、栃木県の魅力発信、観光促進への機運向上に貢献できていると考えます。