これからの世界を読み解く「数学体感教室」
伊藤忠テクノソリューションズ
2020/10/30
2021/3/28
<広告の狙い・内容>
IT企業として、広告で社会の役に立つことを狙いとしました。
コンピューターが当たり前のものとなり、AIの活用が期待される今、その基礎となる「数学」にも注目が集まっています。これからの複雑な世界を読み解くにあたり、有名な定理や公式などの中から身近に感じてもらえる項目を一覧化し、できるだけ分かりやすく解説しました。
将来を担う子供たちに、また大人にもあらためて「数学の面白さ」を伝えるために、物理を含めた数学の分かりやすい応用に頼らずに、純粋な数学を紹介することに重きを置きました。その結果、類のない役に立つ広告になったと思います。
小学生、親子でも興味をもって読み解いてもらえるような、または、読めなくても数学に親しみを持ってもらえるような独自のキャラクターも制作し、ナビゲーター役として活用しました。
朝日新聞デジタルでは、数学定理に関連したプログラム記述例も掲載しました。
<反響・効果>
サイエンス作家の竹内薫氏に監修いただいたことにより、正しさや伝わりやすさで工夫ができました。
朝日新聞の広告アンケート調査結果:「役に立つ」では、29歳以下が32.3%で他の年代と比較して最も高いスコアとなりました。29歳以下の自由回答では、「読み応えがある」というコメントが見受けられ、その内容の密度が若年層にも刺さったと考えています。
「広告の内容がご自身、もしくはお子様の教育に役立つと思いましたか」では、全体で77.1%が「役立つと思った」「やや役立つと思った」と回答。年代別では、小中高校生の子供と同居している割合が高かった40代が、86.5%と他の年代と比較して突出して高いスコアとなりました。
広告接触後の意識変容では、「知的好奇心が高まった」が76.6%で最も高いスコアとなりました。年代別では、「プログラミングをやってみようと思った」で、29歳以下が約6割と半数以上がプログラミングに関心を示しました。
広告主 |
伊藤忠テクノソリューションズ |
企画 |
朝日新聞社 |
掲載紙 |
朝日 |
制作 |
アイク |
掲載日 |
2020/10/30、2021/3/28 |
扱い |
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スペース/回数/色 |
二連版全30段、全15段/カラー |
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