<広告の狙い・内容>
一般社団法人広島県歯科医師会では、毎年6月4日~10日の「歯と口の健康週間」等に、県民に対する歯科保健の普及啓発を目的としたさまざまな活動を行っています。広告を掲載した時期には「歯科医療機関は新型コロナウイルス感染症の感染リスクが高い」との不正確な情報が流布していたこともあり、県民へ歯と口腔の健康に関する正しい知識を伝えるための手段として新聞広告を企画しました。
日本の伝統文化である将棋に対する関心が高まる中、「口の中(口腔)」を将棋の『盤面』に、むし歯や歯周病などの「病原菌」と「歯」の攻防を『対局』にそれぞれ見立て、先手の当会イメージキャラクター「はっぽくん」が、ルール違反の手や禁じ手を繰り返す「病原菌」を完封するまでの展開(口腔健康管理の重要性)を、4日間(4回)にわたる広告掲載で表現しました。また、棋譜の解説文を模した記事には「将棋用語」を忍ばせるなど、読者の興味を引くよう工夫を凝らしました。
<反響・効果>
広告を連続掲載した4日間は、当会ウェブサイト(
https://www.hpda.or.jp/)のアクセス数が大幅に増加したり、SNSにも紙面を撮影した投稿が散見されたりするなど、幅広い年齢層の読者に対する広告効果を実感できました。読者から、当会の固いイメージが変わったとの声も寄せられました。5段1/2の限られた広告枠であっても、じっくり読まれる新聞の特性を生かせば、読者へ十分に情報を伝えることができることも実感しました。
この広告をきっかけに、読者が歯と口腔の健康に関心を持ち、正しい知識と習慣を身に付けることにより、読者の健康寿命の延伸に寄与できることを願っています。