<広告の狙い・内容>
「核兵器が存在している以上、それが使われるリスクも存在しています」――。
原爆が長崎に投下されて76年目の2021年8月9日、30段見開きで世界に現存する核兵器を黒い点で、広島・長崎に投下された原爆を赤い点で表現して数を可視化し、被爆直後の写真とメッセージをまとめた15段とあわせて、計45段の広告企画を掲載しました。
被爆者の高齢化が進み、継承が待ったなしの状況下、20年の「石畳」のラッピング広告に続き、21年1月の核兵器禁止条約の発効に焦点をあて、核兵器について考える機会をつくることを目指しました。
<反響・効果>
掲載当日から、「ドット」の紙面に、「鳥肌が立った」とSNSで発信する読者が続出し、テレビのニュース番組「報道ステーション」「news zero」でも取り上げられました。ツイッターでは、本企画に関するユーザーのツイートに7.5万超の「いいね」がありました。長崎県外にも広がり、福岡や広島の学校から、新聞購入が相次ぎ、一部売りが完売。長崎市内の小学校で、紙面を活用した平和学習授業も行い、継承のための学びの場の提供にもなりました。
広告主 |
長崎市など(協賛28社) |
企画 |
長崎新聞社、電通、電通九州 |
掲載紙 |
長崎 |
制作 |
長崎新聞社、電通、電通九州 |
掲載日 |
2021/7/30~8/9、9/21 |
扱い |
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スペース/回数/色 |
全45段、二連版全30段、全5段/カラー |
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