<広告の狙い・内容>
昨今、マスメディア(テレビ、新聞、ラジオ)に元気がないと言われますが、金鳥は広告の力を信じている会社です。メディアが元気なら、コマーシャルもより広く深く生活者に届く。広告主として、したたかな狙いを金鳥は一貫して持ち続けています。
新聞掲出よりも前に、ムカデにお悩みの地域(四国、九州、中国地方)の皆様あてに「ムカデムエンダー」のテレビCMを打ちました。しかし、それで終わりではもったいない――新聞広告を第2の発火ポイントとして金鳥の広告をより多くの方々に広げていくことができないかと考えました。つまり「新聞広告でテレビ広告を広告する」ことを考えたのです。この新聞広告がネット上で話題になれば、多くの人にテレビCMを格納している自社サイトに来ていただき、CMの試聴を広げることができる。また、テレビでオンエアされるCMの注目度もさらに上がる。そんなことをたくらみました。「LOVEメディア」を掲げ、マスメディア・オウンドメディアを縦横に駆使してムカデムエンダーを生活者の皆様に届けようと考えたのです。
紙面は隅から隅までムカデ絡み。キャッチコピーでは「新聞読んで、テレビを見よう!」「なによりも、コマーシャルを見よう!」とストレートに伝え、しっかりと二次元コードで自社のテレビCMに誘導しました。「テレビ欄」をモチーフとしたのは新聞とテレビが交錯する場所であり、「広告主として、新聞にもテレビにも元気でいてもらいたい」そんな願いが込めてあります。さらに「メディアが元気だと▽広告もうれしい」「広告のチカラ信じてる金鳥」というメッセージを「縦読み」の形で仕込んでおり、丁寧に読むほどに面白いと思っていただける仕上がりになっています。
<反響・効果>
X(旧ツイッター)での反響は上々。「普段見ないテレビ欄を初めてじっくり見た気がする」「初めて新聞を隅々まで見たかも(笑)」などのお声は、この広告を通じて読者の皆様へ新聞(とテレビ)というメディアが新たな体験をご提供できた、その証拠であると考えます。
広告主 |
大日本除虫菊 |
企画 |
電通 Creative KANSAI |
掲載紙 |
読売、日経、産経、西日本 |
制作 |
モノリス |
掲載日 |
2023/5/28(読売、産経、西日本)、5/29(日経) |
扱い |
電通、博報堂 |
スペース/回数/色 |
全15段/カラー |
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